帯状疱疹とはHerpes

帯状疱疹は、神経に沿って帯状に湿疹が現れ、症状が長引くと強い痛みを感じることもあります。場合によっては、「帯状疱疹後神経痛」という数ヶ月から数年にわたる強い痛みが起こることもあり得ます。

帯状疱疹の原因Herpes cause

多くの方が子どもの時に経験している「水ぼうそう」のウイルスが主な原因です。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは神経に残っていて、過労や過度なストレスによってウイルスが再び活性化し、帯状疱疹という形で湿疹や痛みを発生させます。

帯状疱疹の症状Herpes symptoms

帯状疱疹の主な症状としては、体の左右どちらかに痛みや痒みの伴った発疹が起こります。こういった発疹は、小さな水ぶくれとなり、一部には膿も溜まります。その後、皮膚の症状が改善するとともに痛みも治まることがほとんどです。

帯状疱疹の後遺症Herpes aftermath

帯状疱疹が治った後、神経へのダメージが蓄積されていることによって神経が正常な働きをできず、間違った信号を脳に送ってしまうことがあります。それによって、本来なら感じるはずのない強い痛みなどが慢性的に続いてしまうことがあります。 一般的に「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれています。

帯状疱疹の治療Herpes treatment

帯状疱疹は、「皮膚の病気」と思われがちです。しかし、実際は皮膚だけでなく神経にもダメージを与えるため、両方をケアすることが重要です。帯状疱疹の治療は、「ブロック注射」による治療が最も効果的と言われており、神経と皮膚の症状改善が期待できます。

帯状疱疹の予防Herpes prevention

帯状疱疹の予防は、ワクチンが一般的です。50歳以上の方であればワクチン接種が保険適用となるため、積極的に受けることをオススメしています。ただし、ワクチン接種ができない方などもおられると思いますので、不安な方についてはお気軽に当院までご相談ください。